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6月6日、阪本清香リサイタルを聴きに行った。
前日にたまたまネットでコンサート情報を見つけてちょっと気にかかったので。
http://kiyoka.seesaa.net/

すばらしい声のソプラノでした。強声も高声も貧弱さがなく良い声を保っている。ソットヴォーチェでの声の表現も巧みで感心しました。ドニゼッティ2曲(ルチア、アディーナ)がはまっていて、この人にはベルカントものがいいんじゃないでしょうか。また、アンコールのトスカも本人がラストの曲に選ぶだけあって感動的でした。この人はリリコ・スピントなの?

そこで、夜の女王とオランピアがなぜプログラムに入っているのか疑問が湧いてくるのです。好きな曲や難曲を歌ってみたいというのが歌手の心理なのでしょうか。夜の女王は破綻しないものの余裕が感じられず、オランピアは最初から歯切れが悪く音も不正確で残念でした。良い声を持っているのだから、コロラトゥーラに色気を出さないで自分の土俵で勝負すべきでした。
また、ゲストのバリトンはドニゼッティの二重唱あたりからレチタティーヴォの音程が危うかったのですが、アンコールの魔笛の二重唱ではパパゲーナの声に引きずられてしまいました。レポレッロとバルトロだけ歌って「ゲスト」に徹していれば良かったですね。

昨夜のリサイタルは、阪本清香はとても良い声と表現力を持ったソプラノだけど、選曲に問題があったようです。

あとで彼女の動画を見つけました。素晴らしいマクベス夫人です。こんなに感動を与えることのできる歌があるのに、どうして敢えてオランピアを歌う必要があるのか理解に苦しみます・・・僕はどっちかというと宝石の歌が聴きたかったかも(笑)

YouTube - Vieni t'affretta! Lady Macbeth はやく、戻ってきて。マクベス夫人のアリア

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